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マカオではカジノ営業再開に先だって、徹底的な抗感染対策のもと、2月に15日間カジノが閉鎖されました。非接触型体温測定、マスクと手袋の着用、各種社会的距離、なんらかのハイテク安全装備といった規範が課せられることはほぼ間違いないでしょう。

また、世界保健機関であるWHOが新型コロナウイルスの流行発生を宣言した時点から、ネバダ州のスティーブ・シソーラク知事が商業施設の営業を停止した時までの1週間ほどの間に、様々な方策が考案・実施されました。

具体的には、手のアルコール消毒剤が徹底的に配備され、ほぼ半数のスロットマシンは使用停止となりました。使用継続となったマシンに関しては、頻繁に消毒され、ほぼ半数のテーブルゲームの座席は取り外されました。クラップテーブルでは、ソーシャルディスタンスを徹底され、レストランのテーブルは6フィート以上間隔をあけ、バーのカウンターイスは半数に減らされました。

テーブルゲームのレールと椅子は、プレイヤーが入れ替わるたびに消毒され、ゲームをしないゲストがプレイヤーたちの背後に集まるのは禁じられました。スロットマシンのプレイヤーは、使用前後にマシンの消毒するよう掲示が出されました。すべてのゲーム用具(サイコロからシャッフルマシンまで)は定期的に消毒され、フロアマネージャーはカジノで使用されるすべてのハードウェアを清潔にして保つように任されました。

カードとチップの消毒については、具体的な方法を目にしたことはありませんが、現在調査・検討されているはずです。カジノの衛生管理は、先週後半に発表されたゲーミング管理局の7ページにわたる営業再開規則のもとで定められています。

各カジノホテルのその他の施設すべて、おそらく最も規模の大きいカジノである「ザ・ベネチアン/パラッゾ」の決定に従うことになるでしょう。営業再開準備はリゾート到着からスイートルーム宿泊まで、それにレストランやバーにも、すべてに対して行なわれます。客室は隅々まで清掃され、リゾート運営のあらゆる側面が徹底的に検査され、変更を行うには明確な長期戦略が必要とされます。

まさしく、ザ・ベネチアンは少なくとも5月31日までは閉鎖され、6月の再開時に訪問客と従業員の安全を保つための包括的な戦略を打ち出しました。各入口では、感熱カメラがゲストや従業員の体温を測定し、36.5度以上の体温がある人はあらゆるスクリーニングを受け、必要に応じて適切な医療施設へ連れて行かれます。25名の緊急医療専門職を抱え、そのうち8名が常時配備されます。

新型コロナウイルスのテストで陽性と出たゲストは、客室から退去させられ、外部の専門家による清掃・消毒が行なわれます。全スイートルームには、手のアルコール消毒剤と消毒ワイプ、それにリゾート内で使用するためのゴム手袋およびマスクが配備されます。ただし、顔全体を覆うマスクは許可されません。

ピーク時以外の時間帯には、静電スプレー機を使って頻繁に接触される表面を病院と同じレベルの消毒剤で消毒します。また、リゾートの荷受けドック、メールルーム、倉庫を出入りする運搬車は、手荷物カートなどの機材と同様に、UV ランプで消毒されます。 

従業員たちは、新型コロナに特化した安全・衛生・対応トレーニングを受け、各自の役割に適した防護服が支給されます。さらに、エレベーターやゴンドラの使用は最大4名までに制限されます。